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WEST ALNICO DRIVE
Jolie Holland
Pint Of Blood
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スタジオアルバム5作目「Pint Of Blood(パイント・オブ・ブラッド)」の漂うように水面に浮かぶ人魚の水彩画アルバムジャケットはジョリー・ホランド自身によるもので、前作に引き続きホランドとShahzad Ismaily(シャザード・イズマイリー)との共同プロデュースの作品となる。
Jolie Holland & the Grand Chandeliersの名義だが、このザ・グランド・シャンデリアズのメンバーはベーシストでマルチ・プレイヤーのイズマイリー、ギタリストのGrey Gersten(グレイ・ガーステン)とMarc Ribot (マーク・リーボウ)とのことだ。
「All Those Girls」や「Remember」、「Gold and Yellow」などガーステンのエレクトリック・ギターを前面に押し出したロック色の強い楽曲と、「June」やマーク・リーボウが唯一参加した曲「The Devil's Sake」、9曲目の「Honey Girl」などブルージーでタイムレスな曲がバランスよく混ざり合い新しくもどこかノスタルジーを感じさせるアルバムとなっている。
そしてラストの「Rex's Blues」はTownes Van Zandt(タウンズ・ヴァン・ザント)のカバー曲で、ホランドによる柔らかなピアノの演奏と叙情的なヴォーカルにより意識が遠のいて行くような感覚を覚えるアレンジとなっている。
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