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Speaker Units
D175 H1000 / D130A

 5年間のアルテック・ランシング社時代を経てジェームズ・B・ランシングが新たな会社を立ち上げるのは1946年のことで、社名は「ジェームズ・B・ランシング・サウンド・インク(James B.Lansing Sound Inc)」となる。

  そして、この1946年半ばから1947年にかけてランシングが開発したユニット群がその後のJBLの基本要素となってゆく。
アルニコVマグネットによる磁気回路をもつコンプレッションドライバー D175とマルチセルラホーンH1000との組み合わせ 「D175H」と、フルレンジユニットD130、ウーファーユニットD130Aなどがそれだ。
コンプレッションドライバー D175のヴォイスコイル径がアイコニックで使用された「801」と同じ1.75インチであるところから、ランシングにとってこの1.75インチというサイズが、音質的に絶妙な数字なのだろう。

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