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WEST ALNICO DRIVE
Scott Dunbar
From Lake Mary




スコット・ダンバーは1904年ミシシッピー州ディアパークに生まれ、1994年に90歳で亡くなったブルース・シンガー/ギタリストで、職業的ミュージシャンではなく漁師やメアリー湖のガイドで生計を立てていたという。
録音は少なく、1956年にFolkways Records(フォークウェイズ・レコーズ)からリリースされたオムニバスアルバム「Music from the South,Vol.5:Song,Play,and Dance」と、この「From Lake Mary(フロム・レイク・メアリー)」の2枚があるだけの様だ。
アルバム「From Lake Mary」は、イギリスのフォーク、ブルースを得意とするレコード会社The Saydisc(セイディスク)関連のアメリカン・ルーツ・ミュージック専門レーベルAhura Mazda Records(アフラ・マズダー・レコーズ)から1970年にリリースされ、UK盤とUS盤がある(写真はUK盤)。
ファルセットを多用した歌声は陽気な雰囲気が漂い、緑に囲まれたレイク・メアリー湖畔での生活の心地よさが伝わって来る様である。
カントリー歌手Jimmie Rodgers(ジミー·ロジャース)の「Blue Yodel(ブルーヨーデル)」やLead Belly(レッドベリー)の「Goodnight Irene(グッドナイト・アイリーン)」などの曲を自由気ままなアレンジで歌っている。
なお、2000年にミシシッピ州オックスフォードのインディーズ・レーベル、Fat Possum Records(ファット・ポッサム・レコーズ)からLPとCDが再発されている。
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