top of page
WEST ALNICO DRIVE
Michael Hurley
Hi Fi Snock Uptown



1972年にラクーン/ワーナー・レコーズよりリリースされたマイケル・ハーレーのサードアルバム『ハイファイ・スノック・アップタウン』は、『アームチェア・ブギー』と同じくハーレー自身がアルバムのアートワークも手掛け、ジャケットの裏面にはコミックも描かれている。
ドラムのJoe Bauer(ジョー・バウアー)、Banana(バナナ)ことマルチ・プレイヤーのLowell Levinger(ロウエル・レビンガー)、ベースのMichael Kane(マイケル・ケイン)といったThe Youngbloods(ザ・ヤングブラッズ)の面々が演奏で参加している。プロデューサーはStuart Kutchins(スチュアート カチンス)が担当。
カラスの鳴き声まで歌にしてしまった「Old Black Crow」 や現実と不気味な非現実が交差する「Twilight Zone」など、カントリー、フォーク、アメリカン・トラディショナルソングの要素を強く感じさせながら、アルバム全体にどこか不思議なハーレー独自の世界が広がっている。 「Eyes Eyes」も奇妙な歌詞だが、シンプルでありながら美しいメロディーで暫く脳裏から離れない一曲。
bottom of page